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さて、突然ですが・・・
あなたが購入を検討している土地、ハザードマップの浸水地域に指定されていませんか?
もし、少しでも浸水地域に指定されている地域の場合は、ずっとずっと昔から水分を多く含むゆるい土壌かもしれません。
そんな土地に家を建てる場合、現代は災害(地震)対策として地盤調査を行い、その結果をもとに地盤を整えないといけないらしいのです。
※軟弱な土地だと判断された場合は、地盤改良をしなければなりません。

【地盤改良費】って、いくらくらいかかるんだろう?
そんな疑問のあるかたに向けて、我が家の見積もりを公開します!
マイホームを検討している方
土地を探している方
購入検討している土地がある方
ぜひともご覧ください!
我が家の地盤改良費公開
まずは気になる見積もり金額からお話します!
我が家の地盤改良費は・・・・

『160万円』でした。
高いと感じた方、私も同じ気持ちです。
安いと感じた方、肝の座り方と財力が凄いですw
ちなみに…我が家の地盤改良費は、坪数からしても平均的に見るとやや高め。
ちなみに最安ですと0円(地盤改良の必要がない)
上を見上げれば250万円以上という方も。
こんなに金額に開きがある理由は、「地盤の状況によって改良の方法が異なるため」です。
地盤改良の種類
地盤改良には大きく分けて3種類あります。
表層改良工法
柱状改良工法
鋼管杭工法
それぞれどんな工法なのかというと
- 表層改良工法 = 地表のちょっと下をカチカチにする
- 柱状改良工法 = 地中に「コンクリートの柱」を作る
- 鋼管杭工法 = 細長い鉄パイプを大量にブッ刺す
ちなみに、コストは表層改良工法 < 柱状改良工法 < 鋼管杭工法で高くなります。
果たして、ちぇすな家はどの工法なのでしょうか?
なぜ我が家の改良費が高額なのか?
実は我が家、非常にクセのある土地を購入してしまいました。
とくに地盤改良費に因果関係がありそうな部分を2点ご紹介します。
- ハザードマップの浸水予想地域
- 川の近く
とはいえ、ここは「石橋を一応叩く系」のちぇすな家。
この点はハウスメーカーの担当営業さんに事前に伝えて、しっかりめの改良を視野に入れたうえで見積もりを出していただきました。
その時の見積もりが、100万円でした。
担当営業さんも

しっかりめに地盤改良を見積もってるので、大きくズレることは無いと思います!
とおっしゃっていたのですが…。(結果はご存知のとおり。)
どのような工法が適しているのか調べるための『地盤調査』が終わったあとの打ち合わせで

実は・・・10m掘っても、かたい地層が出てきませんでした。
そのため地盤改良費もあがってしまって160万円に…。
多めに見積もったはずだったのですが、申し訳ありません。
と告げられたときは

ある程度の覚悟はしていたけども
流石に10m何もないのは私達も想像してなかったわw
しゃーない!!!
という気持ちと、

あ~・・・やばい土地買っちゃったなぁ・・・。
ということを実感して落ち込みました。
改めて、50万の差額は…でかいよ…。
ちなみに我が家は、地中深く掘っても永遠に柔らかい土地だったため「鋼管杭工法」です。
またお前か!!「前面道路が狭い問題」での「コストUP」
ちなみに我が家、前面道路が狭いです。
重機が入れないため「小運搬費」がかかるよ~って記事は既にアップしていますが・・・
地盤改良費にも、まさかの影響がでていました!
狭小地+前面道路が狭い影響で発生している費用がこちら。
施工準備費(割増):小型施工機械による施工機械割増
狭小道路対策費:機械搬入の手間賃
材料小運搬費:材料を職人が手運びする追加費用
交通誘導員費:交通規制必須のため必要な人件費
合計:約18万円
つらい・・・つらすぎる・・・
追加費用だけで海外旅行一回分失いました。
まじで、土地は狭くてもいいから前面道路くらいは広くあれぇ・・・。
絹ごし豆腐の上に建つ家。
とはいえ、この土地は地盤改良をしなければヤバい土地。
しっかりと家の基礎を固めてもらいます。
ここで思い出されるのは・・・
中学生のとき理科のH先生が言い放った

君たちの家は、絹ごし豆腐のうえに建ってる。
という言葉。
そう、何を隠そう、私の実家も軟弱地盤の上に建っているのです。
もともと大きな河川もあり、広大な田んぼ畑だった場所を、必要に応じて埋め立てをして集落を作ったのが私の実家のあたりです。
昔から「大地震が起きたら、液状化して沈む。」と言われていました。
そんな恐ろしい土地から脱出したはずの私、なんの因果か・・・
またしても絹ごし豆腐状態の土地のうえに家を建てることを決意してしまいましたwww
もはや、生まれてから死ぬまで「お願いです。大地震、発生しないでください。そして、どうか液状化しないでください。」と祈り続ける運命なのでしょう。
具体的なリスクは何?対策はできるの?
絹ごし豆腐の土地(軟弱地盤)に、どんなリスクがあるのか具体的に見ていきましょう。
【 大きく揺れる 】
→建物の破損
【 液状化現象 】
→ 浸水被害
→ 建物の傾き
→ 建物と周囲の土地との段差
【 不同沈下 】
→建物の傾き
・・・など。
次に、上記に対する対策を考えます!
【大きく揺れる】
→ 耐震等級UP
→ 低層階住宅にする
【液状化】【不同沈下】
→ 買わない

買わないってwww
あんた買ってますやんwww
というツッコミが巻き起こりそうですけれども。
買ってみたからわかる。
本当に「買わないに尽きる」と思います。
どうやったら軟弱地盤の土地を買わずに済むのか?
「いいな」「欲しいな」と思った土地があったら、業者側の調査任せにするのではなく、まず自分自身でも調べてみてください。
今の時代、便利な情報ツールがたくさんあるので活用してください。
例えば
- ハザードマップ
- 地理院地図
- 土地のなりたち(昔、川が流れていた場所などがわかります)
これらを活用して「検討している土地が、どういった性質の土地なのか」調べるべしです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
土地の選び方次第で、必要になる費用が大きく変わります。
そして、本来それはあなたにとって他のことに使えるお金だったかもしれません。
もちろん、その場所に建てる家に価値があるとお考えの方もいらっしゃると思います。
決してそれを否定することはいたしません。
まさしく、我が家も買ってますし(笑)
それでも後悔がゼロかというとウソになります(;ω;)
完璧な土地さがし、完璧な家づくりは難しいです。
何を選択したとしても後悔が少くなるように調査・準備をすることはできます!
夢のマイホームで、あなたが笑顔で過ごせますように!

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