
<PR>
マイホーム建築を検討していくなかで、欠かせない要素のひとつである外構。
しかし「庭が無ければ、特にこだわる必要ないよね?」と、考えていた我が家。
狭小地だし、「外構」と呼べるほどこだわれないから安ければ何でもいいや~なんて思っていました。
しかし・・・ふたを開けてみたら「おやおや、そうとは言ってられなさそうだ!」と、気づきがたくさんありました。
特に、我が家の場合は『残置物として古いブロック塀が鎮座しているため、その対応を外構部分で考える必要』がありました。
古いブロック塀については↓こちらで詳しく紹介しています。
具体的に『どのような対応をして』、『概ねいくらかかったのか』見積もり公開します!
マイホームを検討している方
土地を探している方
購入検討している土地がある方
特にこの記事では
こんなことをご紹介していきます!
ぜひともご覧ください!
我が家の外構費用
まず、結果からお伝えすると。
我が家はハウスメーカーに外構をお願いすることに決めました!
気になる金額は・・・
すべてコミコミで160万円でした。
※ 地盤改良費は含めません
※ 施工費用以外に諸経費(人件費や申請費)が含まれています。
さて、SNSパトロールの結果「外構専門業者に依頼したほうが安い!」と考えていた私が、どうしてハウスメーカーにお願いすることにしたのかご紹介します!

合計5社の見積もり比較もご用意していますのでお楽しみに♪
「外構」=「庭造り」だと思っていたら違った。
当初、私たちが考えていた「外構工事」とは
- シンボルツリーを植える
- 庭のデザインを作りこむ(岩を置いたり、タイルの模様を考えたり)
- 駐車場をつくる
- 塀やフェンスを設置する
このようなイメージでした。THEお庭づくりですね。
そのため、狭小地に可能な限りめいっぱい建物を建てたかった私たちは

すてきな庭なんて夢のまた夢だ・・・。
コンクリートと砂利を安く敷いてくれて
フェンスを安く建ててくれるところを探そう!

どうやらSNSなどを見ていると外構工事を外注する施主さんもいるらしい。
むしろ、外構専門業者さんに依頼したほうが安い!みたいな風潮あるなぁ。
よし、私たちも探してみるか~!
と、時代の流れにのってみることにしました!
それと並行して、ハウスメーカー側の外構担当さんともお話を進めていくのですが・・・
そこで判明していくのが、どうやら「ブロック+フェンスを建てる」「コンクリートを敷く」などの外構工事を行うにあたって、建物の建設チームや行政と調整しながら進めなければならない部分があるということ。
具体的にどんなものがあるのか、書いていきます!
公共の整備と関連すること
① ブロック塀の撤去・立て直し
→ ガス管や水道管などのライフライン系埋設物の位置を考慮しなければならない。
→ 役所から助成金が出る場合は申請をする。
→ 隣接地との交渉・調整が必要な場合がある。
② セットバック工事
(簡単に説明すると、道幅が狭い場合、一部の土地を公共用道路にしなければいけません。)
→ 公共工事を行う(雨水が流れる側溝やL字の段差止めのようなものを新しく作る)ため、役所との調整をする。
建物まわりのこと
① 汚水桝の移動
→ 汚水桝の位置を建物にあわせる必要があるため、建築チームとの連携をする。
② 前面道路と建物のあいだにコンクリート敷きをする
→ 周辺の土地と、家の敷地の高さを調整する。
③ 防草シート+砂利敷き
④ 境界ブロック
⑤ 植栽
建物に直接つけるアイテム系
① ポスト・インターフォン・表札
→ 門柱などを建てる場合も、外構工事に該当する
このような物たちが、「外構工事」に含まれていました。
見てみると、ハウスメーカーとの連携・役所との連携が必要なものがいくつかありましたよね。
残置物対応:厄介なブロック塀の撤去&更改問題
我が家の場合、絶対にやらなければならないのが『古いブロック塀』の撤去でした。
そのまま使えるか検討もしましたが、数社の外構業者さんに診てもらった結果
- ぐらつき
- 亀裂
- 欠損
が見つかり、安全上の懸念があることを告げられました。
こうなると、人や建物にとって危険な存在なので作り直しをしなければなりません。
そこで我が家は、「ブロック塀の撤去」+「ブロック塀の立て直し」について見積もりを集めることに決めました。
5社見積もり内容比較 | 同じ施工内容なのに金額がバラバラ?!
お待たせしました。
もろもろ込みの各社見積もり金額をご覧ください!
【 施工内容は以下で統一しています 】
- 古いブロック塀の解体(産業廃棄物処理なども含む)
- 新しいブロック塀+フェンスの設置
- 境界ブロックの新設
- 諸経費(交通費・道路使用許可費なども含む)
ハウスメーカー | A社 | B社 | C社 | D社 | |
合計金額 | ¥86万 | ¥60万 | ¥83万 | ¥50万 | ¥150万 |
条件は同じはずなのですが、結構バラつきがありますね!
とはいえ、ハウスメーカー VS 外構専門業者 最安値の金額差が36万円という結果に。

やっぱり外構専門業者が最強じゃん!
最安値のC社(¥50万)に依頼しよっと♪
こう考えたくなりますよね?
すこしでも安く抑えたい!と考えているちぇすな家も、最初はそう考えていました。
それなのになんでハウスメーカーに依頼することにしたのかをお話しますね。
この土地、厄介な部分が多いのよ。
ここでも、わが土地の特性が邪魔をします。
ちなみに、どの程度厄介なのかというと・・・
土地取引に関する疑問があったので弁護士資格をお持ちの方達に相談をしに行ったのですが、その方達が軽く頭を抱えるほど。(さすがにそこまでとは思っていなくてショックでしたw)

この土地、これから買うの?
・・・えっ?もう買っちゃったの???
・・・。(頭抱える)
そのなかでも特に繊細な問題といえば、隣地との協議です。
古いブロック塀を壊すにあたり、隣地の建材に痛みが出てしまう可能性が0ではありません。
ということで、外構業者側さんのお人柄と腕前が究極に試されると思うのです。
- 隣地の所有者様に、「なんらかの影響があるかもしれないことを説明」する(人柄)
- その際、「双方どのように対応を行うか協議」する(人柄)
- 被害を最小限に抑えるために、「丁寧な施工」(腕前)
こんなイメージです。
(偉そうな物言いで、たいへん恐縮ではありますが)
安さだけを重視するのではなく「上記を満たしてくださりそうな業者さん」を、探していました。
なんで最安値のところを選ばなかったの?
我が家、石橋を叩いて、叩いて、叩きまくってから渡る、うざいほどの慎重派です。
数社の業者さんとメールでやりとりをしていく中で、気になる点がいくつかありました。
見積もりの安かったA社様:誤字脱字が多い(うっかり屋さんぽく見える)
見積もり最安値のC社様:見積もり項目が少ない(細かいところまで説明してくれない)
この、やんわりとした不安感が最終的なジャッジに影響をしたと思います。
外構部分(特に境界にある塀等)については、地震などで崩れないかぎり手を加えないで済み続ける可能性がありますよね?
我が家は、この「一生使うかもしれないものへの安心感」を35万円で購入しました。
このあたりの判断は、それぞれ価値観が違うかもしれませんが。
最安値を選ばなかった大きな理由はこちらです。
外注だからって安いとは限らない!
なかには、外注の業者さんでもハウスメーカーの金額を超えてくるところもありました。
実は、最後の最後まで悩んでいたのはB社さんでした。
ハウスメーカー見積もり86万円に対して、B社さんは83万円と大差がありませんでした。
それでも、恐らく私たち施主に最も寄り添ってくれたのはB社様でした。
厄介な特性をもつ土地に対して、できる限りの提案をしてくださりました。
とにかくお人柄が良く、柔軟で、安心して任せられるなという気持ちでいました。

費用も安いし、人柄もよく、腕も間違いなさそうなんだよね?
どうしてここにお願いしなかったの?
と、疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますので、さらに詳しくお話しますね。
外構業者を外注するメリット・デメリット
各社見積もりをいただくにあたって話をするなかで、様々なメリットとデメリットが見えてきました。
特に、クセのある土地だったからこそ見えた部分も多いかもしれませんので、ご紹介していきます!
外構業者を施主側で外注する場合
メリット
- とても柔軟に対応してくれる
- たくさん業者があるので相性のいい担当さんを探せる
- 外構費用を安く抑えることができる
デメリット
- ハウスメーカーや行政との連携を、施主が橋渡ししなければならない場合がある
- 費用を住宅ローンに組み込めない
- 建物とは別で打ち合わせを進めなければならない
「外構工事って具体的にどんなことをするのか?」のパートで書いた通り、ライフライン関連の管の位置や、汚水桝の移動などに関わる調整をハウスメーカー側と連携しなければならず、施主が双方のあいだに入る必要があるようです。
ハウスメーカーにお願いする場合
メリット
- 費用を住宅ローンに組み込める
- 各所との連携もすべて任せられる
- 建物と一緒に保証が効く
- 打ち合わせが建物とあわせて行えるので効率がよい
- 部材も大量に購入しているため意外と安い
デメリット
- とにかく諸経費が多いので高額になりやすい(ガードマン配置や、道路使用申請費など)
- 柔軟さは外注する業者に劣ることがある
- 我が家のお願いしたHMは、解体のみ業務委託していたので別料金だった
※ さきほどの見積もり(¥86万)は、解体+新設費用を合算済みの金額です。
結論:手間を極限まで無くすためにハウスメーカーに依頼した。
完全に、これに尽きます。
お人柄もよく、是非ともお任せしたいB社様でしたが
- ハウスメーカーとのやりとり
- 役所とのやりとり
これらを我々が中継しなければならないのが、まーーーー面倒だと思ってしまいまして。
仮にどこかで行き違いが発生して「言った言わない問題」に発展した場合、結構大ごとになりそうだなと・・・。
なので、ハウスメーカー vs B社の見積もり差額3万円で楽と自由を買いました。
厄介な特性を抱えた土地でなければ、お願いする先はB社様だったかもなぁ。
なんて思っています。
まとめ
比較した結果、ハウスメーカーと施主自ら外注をする外構専門業者では、確かに見積もり金額に差が生まれていました。
その差、最大で約36万円。
決してバカにできない金額です。
それでも最安値で選ばなかった理由は
① 暮らしているあいだの「安心」と「安全」に対して納得できる。
② そして今を生きる私たちの「自由」を購入するため。
たくさんの外構業者さんに現地調査&見積もりお願いする場合は、各種仲介サイトなどもありますので!(我が家も、大変お世話になりました。)
これから外構業者を探すよ~という皆様のご参考になれば幸いです!
みなさまが笑顔でくらせるマイホームと出会えますように♪
ちぇすな家がお世話になりたかったB社様と出会ったのはこちら↓
ガーデンプラス様

ガーデンプラスは、お見積り作成から工事後のアフターフォローまで、ワンストップで対応する外構工事専門店です。
いわゆる「一括見積りサイト」とは異なり、元請会社としてご家族のお庭づくりを、責任を持ってサポートいたします。またハウスメーカーよりも外構工事を専門的にご提案し、地元外構店よりも安心してご利用いただけるよう、サービスや保証内容を常に見直し、体制の強化に努めています。〈 引用元:ガーデンプラス 公式サイトより 〉

<PR>
コメント